もうすっかり
中学時代はテニス部だった。一応周りにすすめられて、部長をつとめていた。
ただ地域では本当の本当に弱小だったと思うし、交流試合なんかあろうものなら、文字通りぼこぼこにされている部であった。
高校時代は吹奏楽部だった。軽音楽部があれば入りたかったんだけど、なかったのでとりあえず音楽というものに慣れておこうと思って、吹奏楽部に入部した。
数ある楽器の中から、一番人気だったサックスをくじびきで勝ち取った。身体がでかかったという理由で、パートはバリトン。
がしかし、2年の後期で退部した。まあとりあえず色々あって辞めた。
しかし、あの弱小テニス部も、途中で辞めた吹奏楽も、今の自分を構成する一部なのであーる。
テニスも吹奏楽もやっていなかったら全然未来は違うことになったかもしれないし、Julyだって組んでなかったかもしれない。
要するにどんなにむかつくことだの嫌な事だのも現在につながってるんだよなあと思う。思うというか思うようにしてる。むしろ思いたい。
そう思わないとやってられないこともある。
夜が涼しくなったなあ。秋が近づいている。
麓